手紙を完成させることができません…
ゆう先生、はじめまして!
いつも楽しく拝見しています。
さっそく本題に入りますが、私はノートを書き上げたり、
手紙を完成させることができません…。
少し書いて読み返してみて、「あ、ここ字が少し変」と思うと、
すぐに破り捨ててしまいます。
何度も何度も書き直し、結局は完成されません…。
今、手紙を書きたい相手がいるのですが、何度書いても結局便箋の無駄遣いで終わってしまいます。本当は2ヶ月前に出すつもりだった手紙が、未だに完成されていません。
どうしたら手紙を無事送ることができるのでしょうか?
それとも、こんな私は一生手紙を出せないままなのでしょうか?
ゆう先生、どうかアドバイスをお願いします!
【25歳 OL】
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ご相談ありがとうございました。
ぶっちゃけ、手紙ですが。
メールで書くか、パソコンで打って印刷して送ってみてはいかがでしょうか。いえ、もちろん「手書きの味が!」というのもあるかと思うのですが、実際に相手に与えるインパクトって、そこまで差はありません。
手書き10、パソコン8くらいです。
いえ、自分の主観ですが。字の綺麗さを気にして送れないのなら、たとえ8のインパクトでもいいので、印刷で送ってしまった方がずっとベターです。
特に手書きは、人によっては「重い」と感じることもありますし、またそれこそ誤字脱字によって、よくない印象を与える可能性もあります。
いずれにしても、はい。ぜひパソコンで。
実際、心理学では「単純接触の原理」というものがあります。
人間、何度も目にしているうちに、その対象へ好意的になってくることをいいます。
すなわち!
どんなメッセージ、どんな書き方であってもいいので、「何度も」送ることが大切。
すごく気合いの入った一回よりも、多少アレでも、何回かやりとりした方が、ずっと好感度が上がるのです。というわけで、
「この書き方でいいのかな…」
「この字で大丈夫かな…?」
なんて不安に思わず、「とにかくまずは送る」ことを心がけましょう。もちろんノートも同じで、ノートパソコンとかに打ち込んでみてください。
いずれにしても、あなた自身、たぶん「自分はこうあるべき」という理想像が高すぎるのではないでしょうか。
そしてだからこそ、今の現実とのギャップで悩んでいるのかもしれません。
そのため「こんな字を書くなんて許せない!」「私はもっとカンペキであるべき!」みたいな感じで破ってしまうのだと思います。
もう少しまったり行ってみてもいいと思います。
ちなみにこの「単純接触の原理」。
友人の精神科医に話したところ、彼は言いました。「あぁ、知ってるよ。単純に触れば親しくなれるんだよな?」
その発想が単純すぎると思いました。
接触しすぎて逮捕されないことを願いつつ、あなたの幸せを心より願っております。
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- ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)
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特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/
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