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母が寝言で、ものすごく怒り罵声を飛ばします。

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いつも楽しく拝見させていただいております。
寝言についてのご相談があったので、私の母について質問させていただきたいと思いました。

母は普段気が弱い性格ですが、最近、といってもここ10年ぐらい寝言でものすごく怒り、罵声を飛ばします。
「何だとこの野郎、ぶっころすぞ」など、ものすごくはっきりとした発音で、大声で怒鳴るのです。
あまりの大声に本人が目を覚ますこともありますが、直後に夢の内容を聞いても、全く覚えていません。

不満がたまっているのかなと心配していますが、ひどい暴言の寝言以外、普段の生活で変わったこともありません。
本人は医者に行くなどと考えたこともないようですが、周りは結構心配しています。

放っておいて大丈夫でしょうか。

【42歳 自由業】

ゆう先生の回答

ご相談ありがとうございました。

普段はおとなしいお母様の、まさかの豹変。
「ころす」ではなく「ぶっころす」というところがまた拍車をかけています。

実際に寝ているとき、人は理性のカバーがゆるんでいると言われています。

そのため、確かに普段抑圧している本音や気持ちが出てくることだってありえます。

ただ、まぁ。
実際に夢で「意味が分からないもの」だってありますよね。

寝言を言ったからといって、必ずしも本音だとは言い切れません。

いずれにしても、そこまで深刻に考える必要はないかと思います。

特に10年も続いているなら、ある意味本人にとってそれが普通です。

ただ「本人があまり眠れていないみたい」とか、「うるさくて周囲が眠れない」とか「日中の様子がどんどん落ち込んでいる」とか、そういう目に見えて困ることがある場合は、睡眠薬などを処方してもらってもいいかもしれません。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ちなみにこの「寝言では理性のカバーがゆるんで本音が出るかもしれない」というのは、応用可能です。

自分の同僚がそれを試したことがあります。

恋人と寝ているときに、寝言のフリをして、「愛してる…」と言う。

すると寝言だけに、より信じてもらえる…という作戦でした。
彼は実行しました。

「ミキ…大好き…」

相手の名前じゃ、なかったそうです。

言った瞬間に気づいたそうです。

慌てて「ミキ…大好き………じゃない」と言い直したそうです。

通じなかったそうです。

「いやぁ、寝言って本当に恐いものですね」と水野晴郎風にシメながら、あなたの幸せを心より願っております。

プロフィール
ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)

特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/

ニンテンドーDSから「心理研究家ゆうきゆう監修 マイニチココロビクス DSセラピー」も発売中。

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