会話のキャッチボールができません!
よく会話はキャッチボールだって言いますよね。
ですが、私はなかなか会話が続かないんです。
友達と2人という状況になっても、すぐに沈黙が流れてしまって…
話の膨らませ方、次の話にどうやってつなげていくかなど、お互いが黙ってしまわないようにする方法があったら是非教えてください。
【18歳 学生】
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はい、ご相談、ありがとうございました。
会話はキャッチボール。
確かに、よくそんな風にたとえられますね。では、いかにそのボールをうまくやりとりすればいいのでしょうか?
そのための方法はカンタンです。それこそが「どんな」。
実際に質問には、2種類あります。
ひとつが、「イエス・ノー」で答えられる、「閉じた質問」。「あなたは、野球が好き?」
「昨日は楽しかった?」という質問がこれに当たります。
もうひとつが、「イエス・ノー」で答えられない、「開いた質問」。
「何をしたの?」
「昨日はどうだった?」という質問ですね。
そして「会話が続かない」という人は、たいていの場合、「閉じた質問」ばかりしている可能性が大です。
男性「昨日はコンサート行ってきてさぁ」
女性「へぇ。楽しかったですか?」
男性「うん。楽しかった」
女性「…へぇ…」男性「……あ、そういえば休みの日は何してるの?」
女性「…特に…ないですかね…。あなたは?」
男性「あ、僕は音楽聞いてる」
女性「音楽って好きなんですか?」
男性「あ、好きだよ」
女性「ふぅん…」
男性「………」
こんな感じですね。多少極端ではありますが。よって途中途中に「開いた質問」を入れること。
すなわち先ほどの「どんな」です。「どんな音楽が好きなんですか?」
「どんなところが好きなんですか?」もっといえば「ど」で始まる質問をすること。
「どこに行ったんですか?」
「どんな感じでした?」
「どうして始めたんですか?」とにかくそんな質問をすることだけを心がけてください。
もし言葉に詰まったら、
「ど………ドキドキしてます、あなたに………」
と言うのも可能です。最終手段として覚えておいてください。
また「ど」で質問をしたら、そのあとに相手の言葉に対して「同意」することも大切。
「ロッテが好き」なら、「私もなんですよ」
「昨日、ドライブに行った」のなら、「私もドライブ好きなんです」これだけで会話は少しずつ盛り上がっていきます。
すなわち大切なのは、とにかく相手の言葉のボールを「ど」で拾うこと。
そして可能なら、「どうい(同意)」して続けること。いずれにしても、「ど」というキーワードを覚えておけば、確実に会話は広がっていくものですよ。
「どうしようなもくて」「どこまでも微妙で」「どうでもいい人間」の僕ですが、あなたの幸せをどこまでも願っております。
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- ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)
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特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/
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