誘われオーラの出し方を教えて!
37歳、独身、恋人ナシです。
この歳になると休日にランチする女友達もグッと減ってしまい、
最近は1人でパスタ、お茶、ショッピングすることも多いのですが、
男性に声をかけられるということがまーったくありません。
1人で外出の時もそれなりに服装に気を使い、メイクもコンタクトもしていくのですが…。
自分で気がつかないうちに“1人でいたいから放っておいて”のオーラを発しているのでしょうか。
誘われオーラの出し方ってあるんですか?
【37歳 会社員】
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「誘われオーラの出し方があるか?」
いい質問です。
そんなあなたに言いましょう。「甘く見てはいけません」。
あなたは男が、どれだけ苦労して声をかけているか、ご存じでしょうか。
「ナンパしよっかな〜!」
⇒「断られた! てへっ♪」
⇒「ま、いっか!」
こんな風に気軽に声を掛けられるのは、お色気系少年マンガの主人公だけです。
現実にはほっとんど存在しません。男が「初対面の女性に声を掛ける」というのは、真剣勝負なのです。
なぜなら男にとって、「フラれる」「断られる」というのは恐ろしくプライドをキズつけられる行為。
いえ、会話をしてもらえたならまだマシかもしれません。
「無視された」なんて日には、目も当てられません。実際に以前に「ナンパの指南書」いう本を読んでみたことがあるんですが(何で読んだんだ、というのはスルーしていただければ幸いです)、そこではとにかく「魅力的な女に声をかけろ」という鉄則がありました。
それなら、万が一(というか万が9999で)断られても、
「あそこまで魅力的な女だから、断られちゃったんだ」
という風に責任転嫁し、何とか自分がキズつかないように考えられるそうです。しかし「まぁ、ここで妥協しておくか」な相手に断られた場合、そのショックがモロに来て、それ以上ナンパが続けられなくなる…というわけです。
ある意味、非常に納得できる話ではあります。
男は常に、小さなプライドがキズつかないように生きています。
ですので基本的に、そう簡単に女性に声は掛けられません。キツネがエサを前にして、「これはワナじゃないのか…」「食べた瞬間、足を挟まれるんじゃないか…」なんて思いながら、ウロウロとエサの前を迷っているようなものです。
実際に街で、断られてもメゲずにナンパを繰り返せる男なんて、水商売系のスカウトか、アヤしい商売の勧誘くらい。
それらは「仕事という名目」や「集団での安心感」があるから行動できるのであって、自分の恋愛のために、1人でホイホイ声を掛けられる男は非常にマレなのです。
すなわち「誘われオーラ」なんて言葉は間違い。
もう「オーラ」なんていうアイマイな言葉を使っている限り、男は決して寄って来ません。ですので、オススメする対策はシンプル。
とにかく積極的に、男に「理由」を与えてあげることです。
それこそカルチャースクールや、飲み会、またはお見合いパーティなどに参加してみる。
ここまで行けば、男は「話をする名目」があるため、声をかけやすくなるはずです。さらに「名目があるため、無視はされないだろう」という安心感もあるため、より話しかけやすくなります。
すごく古い手ですが、「わざとハンカチを落とす」というテクもありました。
相手に「落としましたよ」という名目を与えてあげるわけです。繰り返しになりますが、あなたは「誘われオーラが足りない」のではなく、「名目を何ら与えていない」というだけ。
メイクやコンタクトなんて細かいことにこだわらず、とにかく積極的に行動、行動です。
覚えておいてくださいね。ちなみに自分は、その「ナンパ指南書」を読んでいたときに、電車の中でそれをカバンから落としてしまったことがありました。
1人たりとも、拾ってくれませんでした。
それどころか、ものすごい目で見られました。
策士策に溺れる、という状態でしょうか。違います。非常に切ない思い出を胸に抱きつつも、あなたの幸せを心より願っております。
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- ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)
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特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/
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「ナンパしよっかな〜!」
⇒「断られた! てへっ♪」
⇒「ま、いっか!」
こんな風に気軽に声を掛けられるのは、お色気系少年マンガの主人公だけです。
現実にはほっとんど存在しません。これは日本は特にですね。海外はそんな事もないです。
- 2008年10月30日 11:57
- サム
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