庭いじりをいながら歌う父親、勘にさわります
74歳の父のことです。庭の手入れが大好きなのはいいのですが、
その間ず〜〜っと、歌ったり(口ずさむ、というレベルを超えている)、口笛を吹いたりしています。
ところが、勝手に歌詞をやリズムを変えたり、いきなりオクターブを変えたりで、勘に障ります。
私もヘッドフォンで音楽聴いて、父の声が聞こえないようにするのですが、あまり効果がありません。
私が出かけるのも限界があるし、ご近所からも苦情はないから、文句も言えないし。
何とかスルーできる方法はないでしょうか?
【39歳 無職】
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ご相談ありがとうございました。
さて僕の想像ですが、74歳のお父様は、もしかしてあなたの妄想の人物ではないでしょうか。
とか一瞬言いたくなりつつも本題に。
さて、今回のご相談をまとめますと。
「お父様の歌が気になる、というかカンに障る」
「出かけるのも限界がある」
「ご近所からは苦情がない」そして「職業・無職」。
これらから、とりあえず職を探してみるのが一番だと思うのですが、いかがでしょうか。
実際にストレスがたまり、慢性的に気持ちが疲れている人ほど、「物音に敏感になりやすい」と言われています。
「工事現場の音が急に気になるようになった!」
「車の音が、最近特にうるさく感じる!」と言う方は、「そもそも精神的に疲れている」可能性があります。
今回の歌や口笛も、もしかして同じかもしれません。
でしたらば、変えるべきは、お父様ではなく、あなた自身かもしれません。思うにお仕事でも何でもいいので、なるべく日中は家にいない名目を作るのが一番です。
それによって気持ちが晴れますし、またお父様から離れられますので一石二鳥です。とはいえ「逃げるために、何となく外出する」のではなく、とにかく「積極的に外出する理由を作る」のです。
仕事でも趣味でも習い事でも何でも構いません。
気持ちがラクになれば、少しずつお父様の歌にも反応しにくくなるはずです。おそらく定年退職されたであろうお父様。
歌に関しては、唯一の楽しみと考え、ソフトに接してあげてください。非常にシンプルな回答で本当に申し訳ありませんが、とりあえずこのご相談がネットで(回答者さんが目の前にいないからこそ)できる、僕なりの一番のアドバイスです。頑張ってください。
ちなみに僕は以前、気分良く歌を歌いながら、エアギターをかき鳴らしていたことがあります。
それを見ていた人から、ひと言。「お腹、かゆいの?」
エアギターとは言えませんでした。
自分の存在が何よりエアであることを感じつつ、あなたの幸せを心より願っております。
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- ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)
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特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/
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