夫を生命保険に入れるには、どうしたらいいですか？

ゆう先生、いつも楽しく拝見しています。
深刻な相談もバストを絡めることで、未来への希望を感じることができますよね。

さて、旦那について相談があります。

子供もできたので、旦那名義の生命保険に加入したいのですが、嫌だと言うのです。
理由を聞いても「お金がもったいない」とか「必要ない」とか適当な答えばかり。

保障の内容を説明して理解してもらおうと「あなたに万が一のことがあったら」
と言うと「俺を殺すなよ」と何だかはぐらかすような返事が。

いまいち本心が見えません。
旦那は私が生命保険殺人をするとでも思っているのでしょうか？

しかも、このことを友人に愚痴ったら、
友人の旦那もまったく同じらしいのです。

どうして男性は生命保険に入るのを嫌がるのでしょうか？
どうしたら納得してもらうことができますか？

【31歳主婦】

ご相談ありがとうございました。
さて、「生命保険に入りたがらないご主人」ですが…。

僕自身、なんだか理解できる気がします。

では、こういう考え方をしてみてはいかがでしょうか。

保険というのは、一種ギャンブルです。
「自分に不幸がある」という方に賭ける、ギャンブルです。

火災保険は、「火事になる」こと。
自動車保険は、「交通事故を起こす」こと。
盗難保険は、「盗まれる」こと。

競馬で、

「バストテイオー来い、バストテイオー来い！　やったあ！　来た！　大穴で50倍だあ！」

とまったく同じように、

「火事来い、火事来い！　やったあ！　火事だ！　賭け金10万円が5000万円になって返ってきた！」

みたいな感じです。
何でギャンブルは社会的に規制されているのに、保険だけが規制されないのか、自分には意味が分かりません。

ここまで言えばお分かりになるかと思いますが、生命保険もまったく同じ。

「その人が死ぬ方に賭けるギャンブル」です。

「やったあ！　死んだ！　賭け金100万円が1億円になって返ってきた！」

のと同じです。
こう考えてみると、ご主人の気持ちも少しだけ分かるのではないでしょうか。

また心理学的に、成功している人ほど、「根拠のない自信を持つことが多い」と言われています。

ひと言で言うと、「オレは、そんなすぐには死なない」と思っています。

自分は死なないと分かりきっているのにも関わらず、自分が死ぬ方に賭けて、賭け金をムダにする…。
さらに自分が死ぬなんて、そんな縁起でもない…。

おそらくご主人はそう考えていると思われます。
別に「自分が死んだあとのことは知ったこっちゃない」とか、そういう気持ちではないので、あまり悪く取らないであげてください。

ただ、男性も年と共に自信やエネルギーが低下していけば、「あ、やっぱり自分、死ぬかも…」と思うものです。
そうなれば、死ぬ方に賭けるギャンブルにも乗ってくれるかもしれません。

もしどうしても「今すぐ了承のもと賭けたい！」と思うのでしたら、

「あなたはいつ死ぬか分からない。たとえば◎◎って病気にもかかる可能性があるし、実際にあなたの体調も…」

というように暗示をかけてみればいいと思います。

おそらく了承はしてくれると思いますが、色々なモノを犠牲にすると思いますので注意が必要です。

というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ちなみに自分は「バスト保険」とか、あればいいと思います。
一定の期間バストに接することができなかったら100バスト、みたいな。

………。

自分の人生設計について思いをはせつつ、あなたの幸せを心より願っております。

ゆうきゆう（精神科医・心理学者・作家・Ｍ）

特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。アドレスはこちらhttp://sinri.net/

ニンテンドーＤＳから「心理研究家ゆうきゆう監修　マイニチココロビクス　ＤＳセラピー」も発売中。

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