人の名前を覚えられないんです…

昔から、人の名前が覚えられません。

OL時代、会社の受け付けをさせられた時は毎週いらっしゃるお客様の名前も出ず大変でした。
今は主婦となり、そんな心配はないと思ってましたが、公園デビューすると、ママと子供の名前を覚えなくてはなりません。

人見知りをして、友達を作るのが苦手な私なので、せっかく知り合えたママさん達を逃したくありません。
でも次にあったとき名前が出てこず、積極的に声をかけられません。

人の名前を忘れないコツとかありますか？

【30歳　主婦】

では、そんなあなたに特効薬をお教えしましょう。
それこそが、ＧＯＬＤスキル『形見の記憶』。

記憶というのは、結局は事実と事実のリンクです。

たとえば「日本の総理大臣は？」と聞かれたら、ほとんどの人が「小泉総理」と答えるはず。これは、テレビや新聞などで何度も目にしているため、つい覚えてしまうわけですね。このように人間は何度も目にしていると、どんな情報でもつい記憶してしまうもの。

最初の頃は、あれだけ人数の多かったモー娘。のメンバーが覚えられたのも、それが原因です。
ちなみに最近のモー娘。は、メンバーの多さに比べてテレビ露出が減っているので、記憶しにくくなっているわけです。納得ですわね。奥様。

さて、ここからが本題。
でも、もしこの情報を、一度しか聞けないとなったらどうでしょうか。そんなときは、その一見無関係な事実同士を、「キーワード」でつながなければいけません。

たとえば日本は、国の面積で言ったら、小さな島国です。そして周りは海です。よって「小さな島＋海」と、「小＋泉」。

左は「小」で、右は水のたまる場所。

こう考えてみると、キーワードがつながりますね。
どんな無関係な名称にも、ほぼ100％、かぶりがあります。
とにかく話している間に、そのキーワードをつなぐことが大切です。

よって相手の名前を聞いたら、その名前から連想する要素を、いろいろと探ってください。そして相手のビジュアルを見ながら、その要素とつなげるのです。

たとえば、
「大野」さんなら、「大きいお腹をした大野さん」。
「青木」さんなら、「真っ青な顔をしている感じの、青木さん」。
「飯塚」さんなら、「少し太っていて、ご飯を食べるのが好きそうな飯塚さん」。
「鈴木」さんなら、「よくある名字だけど、なぜか顔は特徴的な鈴木さん」。
「加藤」さんなら、「加藤茶みたいなヒゲをはやしている加藤さん」。

あとになるほど微妙ではありますが、実際にどんな名字であってもキーワードリンクすることができます。

もちろん万が一そんなキーワードが見つからなくても、相手のことを見回しながら名字を反芻することで、相手の記憶はより強く刻まれるはずです。試してみてくださいね。

あなたの幸せを願いながら、「ゆうきゆうのくせに勇気がない」、ゆうきゆうがお送りいたしました。

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