男性恐怖症気味です……。

現在フィットネスクラブでジムインストラクターをしております、東京都在住の23歳Ｋと申します。最近、男性のお客様と接するのがとても辛いです。ひどいときはストレスのあまり、接客中でも吐き気をもよおすことがあります。

もともと男性と握手したり、肩を叩かれたりすることに嫌悪感を感じていました。この仕事は今年の１月から始めたのですが、３月にあるお客様から援交をしつこく申し込まれたり、とても卑猥なことを言われたりしました。さらに５月にはまた別の外国人のお客様から「年はいくつ？」「かわいいね」と言われたり、投げキスをされただけで、はきそうになってしまいました。
ジム内に男性のお客様の割合が半分を超えただけで気分が悪くなってしまうようになってしまいました。

仕事に行くのが辛くて、そのストレスで体調を崩し、休んでしまうこともしばしばあります。そのため、上司からは「もっと体調管理をしっかりしなさい」とお叱りを受けてしまっています。先日、上司に相談したのですが、男性の上司で理解してもらえず、「意識しすぎなんじゃないの？」と言われてしまいました。

こんな状態から抜け出したいのですが、どうしたらよいかわかりません。教えてください。

【23歳　インストラクター】

それは大変でしたね…。

僕が思うに、「スポーツジム」という職場に、大きな原因があるような気がします。
実際、こんな心理実験があります。男性にジョギングをさせると、何もしなかった場合に比べて、目の前の異性に対して好意を抱くことが多かったのです。
スポーツによるドキドキを、相手へのドキドキだと勘違いしてしまうのですね。
そう考えると、スポーツジムのインストラクターさんは、特にアプローチを受けやすいのも心理学的に無理はないかもしれません。

しかしそれを言い出したら、看護婦さんだって婦警さんだって惚れられやすい職業。心理学では、病気や犯罪などで不安になっているときほど、目の前にいる人に好意を抱きやすいと言われているからです。
さらに会社の受付の女性だって、企業に営業で向かってドキドキしている男性が最初に会う女性なわけで、やはり心理的に惚れられやすいことになります。

結局、男性は「何があっても惚れやすい」ようにできているわけですね。

ただ、援助交際まで要求しだすのはさすがに行き過ぎです。あなたがあまりにストレスを感じているなら、それこそ転職された方がいいかもしれません。その場合は、なるべく男性の少ない職場、もしくは男性がいても
「不安にならず」
「運動量が少なく」
「ドキドキしにくい」職場が良いでしょう。

もし今の職場を続けたいと思うのであれば、こんなアドバイスを。
アプローチを受けるたびに、「はいはい、また錯覚で燃え上がってるよ」と考えてみてください。そうすれば、今までのようにそのまま相手の気持ちを受け入れるより、気持ちが楽になるはずです。
またあなた自身もガンガンに運動してしまうのも手。そうすれば多少のイライラは、運動のドキドキに紛れてしまいます。

このくらいのアドバイスしかできずに本当に申し訳ありませんが、あなたの幸せを、心より願っております。