気になる彼をおそっちゃいました…

以前からいいなと思っていた彼を飲みに誘いました。
飲んでるうちに終電をすぎてしまい帰れなくなり、彼の家に泊めてもらうことにしました。
泊めてといったときは本当にそういう気持ちはなかったのですが、いざ部屋にいくとむくむくと下心がわいてしまい、私のほうからおそってしまいました。
彼の方にその気はなかったようで未遂に終わりました。

後日、ごめんね～と軽い感じで謝ったのですが気にしてないといわれました。
そのときはなんとなく怒っているふうに見えたのですが、時間が経つとやっぱり気にしてないのか話は普通にします。
でもメールの返事はこないのです。メールで誘ってみても全くだめです。
相手はずいぶん年下の子なので、やっぱりヤバい女性を相手にしてしまったのではないかと思われているのでしょうか。

ほんとは私自身、悪いことをしたと思っていて、ちゃんと謝りたいのですが時間もたってしまってるのに謝るのもヘンだといわれました。
あきらめるにしても気持ちだけは伝えたくて、でもどういう風にして気持ちを伝えればいいのかずっと悩んでいます…。

【36歳　会社員】

そうだったのですか…。
ずいぶん年下の子、というと20代くらいでしょうか…。

さて思いますが、男性は女性よりも、Ｈの許容範囲は広いことが多いものです。
「据え膳喰わぬは男の恥」という、ことわざ（？）にあるように、「誘われてＨしない男性はイカン！」という意識は、古くから誰の中にもあるのかもしれませんね。

ですのでその状況であっても、あえてＨを拒むと言うことは、あなたは彼にとって、「Ｈすらもしたくない相手」としか思われていないかもしれません。

ただ僕がヒドいと思うのは、もしそう思っているのなら、どうして泊めたんだ！ということです。
それこそ子供ではないのですから、
「泊まったからって、そんな風になるなんて考えなかった！」
という言い訳はききません。

「据え膳」どころか、自分から料理屋さんに入っておいて（←「レストラン」とかいうと語感が露骨なので、言い方を変えてます）、食事を食べずに出て行ってしまうようなものです。
彼の行動は確かに理不尽ですね。

ただまぁ、男性にもバイオリズムらしきものはありまして、それこそ「あれ…？　今日はなんか気分が乗らない」というときもあるわけですので、そこまで気に病むことはないかもしれません。
またそのときのことを思い出してしまうため、あなたにたいしてメール返信をしない可能性もあります。

ですので、いずれにしても、あなたが謝る必要はまったくありません。

しかし、
「それでもやっぱり、気持ちが収まらない！」
というのであれば、こんなアドバイスを。

謝りのセリフは、必ずメールで。
そして同時に「返事はなくて構いません」と書いておくことです。

実際に「ごめんなさい」という言葉は、重荷になることもあります。
なぜなら裏を返せば「だから許して」という命令に感じられることもあるからです。

特に「返事はなくて構いません」と書かないと、彼は「いいよ。気にしないで」というような返事を書かなければいけないと感じます。
しかしそう書くことは、あなたの誘いを断った手前、簡単にはできないでしょう。
その結果ジレンマに悩み、さらなるストレスになるのです。

返事は不要。そのことをハッキリと書いて、「ごめんなさい。でも好きなのは本当でした」というようなセリフを伝えてあげること。

それこそが何よりも、二人の心にとって一番の安らぎになると思いますよ。

…ちなみにですね。今回のような「男性の性的傾向」を書くときは、いつもながら「じゃあ書いてるユウもそうなのか！」と言われたらどうしようと、毎回心配します。ぶるぶる。
そのために可能な限り「Ｈの許容範囲は広いことが多いもの」とか「かもしれません」とかボカして書くわけですね。
ちなみに心理学のことを書いている他の男性さんたちはどうなんだろうと思って色々な本を読んでみると、みんな「～なのだ」「～全員がそうである」と断言していました。弱気なのは僕だけ。

あなたが僕のようなどっちつかずの人生を送らず、自分の気持ちに堂々と生きられることを、心より願っております。