好きな人は私より低学歴。

こんにちわ！いつもゆうき先生のメルマガ楽しんで読ませていただいています。

私は最近入ったバイト先のある男性に恋をしてしまいました。
その人は明るく笑顔を絶やさないすごく魅力的なひとです。
よく新人の私に話しかけてくれて気遣ってくれています。

しかしその人は私より背が低く学歴も私より下なのです。
（すいません、なんか自慢ぽいですが。汗）

男の人は私のような女性を敬遠する傾向があるとなにかの本で読んだことがあります。
でもあきらめられないのです。

この恋はみのりますか？

【19歳　学生】

今回は長くなりましたので、理論編・対策編の２本立てでお送りいたします。

＜理論編＞
ゆう太「ねぇねぇ、ハカセ！」
ハカセ「なんだい？　ゆう太くん？」
ゆう太「この相談で、『男の人は私のような女性を敬遠する傾向があるとなにかの本で読んだことがあります』ってあるけど、これって本当なの？」
ハカセ「うんうん。それは本当だよ。私も昔、スッチーとつきあったことがあるんだけどね」
ゆう太「 ………」
ハカセ「なんか気がつくと劣等感ばかりで、結局うまくいかなくなってねぇ。それよりはそのあとにつきあったＯＬの方が」
ゆう太「 ………」

………。

なんかたまには趣向を変えて「ハカセのなぜなに相談室」形式で送ろうとしてみたんですが、妄想のハカセが瞬時に暴走しましたので、普通に行うことにいたします。

さて、では考えてみましょう。

男性が、自分より学歴や背の高い女性を敬遠するかどうか。

これは、ある意味真実です。
それは、一般的な女性は、男性を言葉で受け入れてあげることができないからです。

実際に男性は、放っておくと、どんどんネガティブになる生き物。
特に女性と一緒にいるときほど、その気持ちが強まるもの。

「僕は他の男性に比べて劣っているかも…。ていうか彼女に比べても劣っているかも…」
そんな気持ちを抱えて、それがいつか爆発してしまう男性も多いことでしょう。

それにたいしてあなたは、
「私、そんなこと気にしないのに…」
と思うかもしれません。

しかしそれも男性に言わせれば、
「気にしないっていうことは、やっぱり背や学歴がマイナスだということは認めるんだな！？」
という気持ちになるセリフです。

大切なのは「気にしない」のではなく、「そのことを積極的にプラスだと受け入れる」こと。
もっと言えば、「私、それがあるから、あなたのこと好きなのよ！」と伝えることです。

＜対策編＞
具体的にはこうです。
たとえば学歴に関しては、こんな風に伝えてください。

「すごい！私の周りって勉強ばっかで頭でっかちな人ばかりだから、あなたみたいな柔軟な発想ってできないんだよ」
「本当の意味で頭がいいのって、こういうことを言うんだと思う」

相手がちょっと面白いことを言ったときなどに、すかさずこういう風に言ってみてください。
特に「本当の意味で頭がいい」というのは、何が「本当の意味」なのかよく分からないため、相手も「そんなものなのか…」と思いつつ、嬉しく受け入れることができるものです。

また「背が低い」というのも、いくらでもプラスに受け入れることが可能です。
実際に人間は、身長が高くても低くても、心臓の機能にそれほど差はありません。
そのため背が低い方が、血流が活発に流れ、頭の回転・動作の機敏さも高くなるものなのです。
ゾウとネズミを比較しても、そのことが分かるのではないでしょうか。
いえ、彼をネズミにたとえるつもりはありませんが、とにかく背が低い人は、そのメリットもあるわけです。

相撲でも、伝説の横綱・千代の富士は大きな力士ではありませんでしたが、その分小回りがきき、大きな力士たちに何度も勝ち続けました。
他にもバスケでも、身長160cmで、ＮＢＡ史上最も背が低い選手だったボーグスは、14年にも渡ってプレイし、ＭＶＰにも２度輝いたことがあります。

また文筆業の面でも、背の低い作家は、総じて「壮大な小説」を書くと言われています。
普段の生活で背の高い人が周りに多いため、「負けてたまるか！」という気持ちから、そういう文を書くと考えられるのです。
背が高いと、ある意味現状に満足することが多く、そういう力に満ちた文を書けなくなってしまう可能性もあるのです。

またL'Arc－en－Cielのボーカルであるhydeも、T.M.Revolutionの西川氏も、テレビなどで見る限り、かなり背が低いと思われます。
逆に背が高いボーカリストで思いつくのは、ＳＨＡＺＮＡのＩＺＡＭくらいです。
うちのＡＴＯＫでは、「らるくあんしえる」で「L'Arc－en－Ciel」が。「てぃーえむれぼりゅーしょん」で「T.M.Revolution」が出ますが、「しゃずな」では「シャ図那」という意味不明な文字列が出ます。
このことからも、彼らのメジャー度の差が分かるような気がします。

話が長くなりましたが、背に関してはこう言えばいいでしょう。

「私、hyde（or西川君orボーグスor千代の富士etc.）が大好きなの。だから男の人も、背があまり高くない人の方が好きなんだ」

こう伝えれば、相手は自信を持って受け入れてくれるはずです。
これらのことに気をつけて、相手に接してみてください。

人は自分がマイナスに感じているものをプラスに受け入れられると、何より強い喜びを感じるもの。すなわちそれは、あなたにとってある意味「チャンス」です。
そしてあなたという存在は、彼の人生にとってもチャンス。前向きになれるエネルギー源になるはずです。

どうか気をつけて、ぜひぜひ行動してみてくださいね。

「ゆうき君、声がＩＺＡＭに似てるね」と言われて微妙に対応に困ったことをしみじみと思い出しながら、あなたの幸せを心より願っております。