こんな話をご存じでしょうか。

ある女性作家は、父親にこんな言葉を言われて育ったそうです。

「男というものは、ついアダルトな本やビデオなどを見てしまうものだ。お前の恋人や夫がそういうものを持ったとしても、決して怒ってはいけないよ」

男たちの気持ちをここまで激しく代弁してくれるお父様に、全国の男たちから惜しみない拍手が送られる気がします。
娘にこういうことを教え込む父親もまたスゴいとは思いますが。

というか、僕の言葉で言ってもいいのですが、
「まぁ、ゆうきゆうはゆうきゆうだし」
と言われても困るので、一応こういうエピソードを紹介してみました。

いずれにしても、男性とはそういうもの。
だからといって妻や恋人を愛していないとか、そういうわけではありません。
くわえてそういうビデオを見たからといって犯罪行為に走るとか、そういうわけでもないのでご安心ください。

よくそういう犯罪をした人の家に「アダルトなメディアがたくさん！」みたいなニュースがありますが、あれは個人的には、

「激しすぎる性欲＋理性のなさ」⇒「そういう犯罪もしてしまう」
「そもそもの激しすぎる性欲」⇒「そのためビデオなどもたくさん見る」

という理由だと思います。
別にああいうビデオなどを見たからといって犯罪に走るわけではないのではないでしょうか。
失楽園が流行したときに、不倫心中が流行はしませんでしたね。それと同じです。

さてまぁ、ダンナさまの見ていたものが「実写系ビデオ」でしたら、これで話は終わるのですが。今回は「アダルトアニメ」とのこと。

しかし個人的に、そんなに根本的な差はないのではないかと思います。

アニメというのは、誰もが子供のときに見るメディア。あなたも見たことがあるのではないでしょうか。

そして人は、さびしさやつらさを抱えると、幼児期の行動に戻ることが知られています。これを退行と言います。
あなたも、子供のころに見たアニメの主題歌などが流れたら、なんだかなつかしくて幸せな気分になりませんか？

すなわち、

「男として当然の性欲」＋「ちょっとした退行」

のため、そのメディアを見ていると考えられます。
くわえてアニメなど絵画の世界には、実際の人間にはない「理想像」を作ることができます。たとえば現実に、シャワーを見られて「のび太さんのエッチ！」と恥じらうだけで、次の瞬間にそれを忘れてる女の子は存在しませんね。

江戸時代に春画（セクシーなイラスト）が流行したように、男は無意識に理想の世界を作り、だからこそイラスト・マンガ・アニメなどに没入するのかもしれません。

何にせよ、それを否定しないであげるのが一番ではないでしょうか。

それを消したり捨ててしまうのは、あなたが子供のころから思い入れのあるぬいぐるみや、大事にしている化粧道具一式を、夫が勝手に捨ててしまうのと同じです。

一緒にしないで、と言われそうですが、男にとっては一緒です。たぶん。

いずれにしても、生温かな目で見てあげてください。
あなたとダンナさまの幸せを、心より願っております。

★　バックナンバー一覧はこちらから　★

ゆうきゆう（精神科医・心理学者・作家・Ｍ）

特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。 趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。 夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。 アドレスはこちらhttp://sinri.net/

ニンテンドーＤＳから「心理研究家ゆうきゆう監修　マイニチココロビクス　ＤＳセラピー」も発売中。

「セクシー心理学」　７秒で相手の心を溶かす心理秘術　の登録はこちら！

メールアドレス

ボリュームも内容もセクシー度も５倍以上！！パワーアップした有料版

『セクシー心理学ＧＯＬＤ　〜最先端の心理学技術』もあります！

トラックバックはまだありません。

この記事に対するTrackBackのURL

カフェまぐ！

「カフェ店主直伝の絶品レシピ」「スキンケア」「ファッション」「インテリア」など、 あなたの“おうちライフ”をおしゃれに楽しくする情報をお届けします！

• 毎週土曜日発行
• 未公開

• 規約に同意して

記事検索

• 最新記事のRSS
• 
• 
• 

• ファンデがうまくぬれません…
• ほうれい線
• ダイエット方法とマラソン
• 料理をしてる人がバカに見える。
• 日本酒デビューしたいのですが

●カフェまぐおすすめコンテンツ●

まぐギャザ！なら欲しかったものがきっとみつかる